引き寄せの法則と身体づくりの関係について、6回に渡りお送りしています。
【引き寄せられないなら身体づくり】シリーズ。
第3回めのテーマは血行です。
血行と、メンタルや波動は関係しています。
慢性的に体のどこかが凝っているとか冷えがある方は、血流が悪いということ。
血流に問題があると、感情が不安定になったり波動が下がりがちになったりし、引き寄せの法則もうまく活かせなくなってしまうのです。
この記事では、引き寄せの法則と血行の関係についてご説明します。
血流のケアを習慣にしていき、引き寄せをマスターしましょう。
血行と引き寄せの関係
血行が悪いとなぜ引き寄せに影響するのか、2つの理由をお伝えします。
引き寄せと前頭葉の血流不足
身体のコリがある部分というのは、血行が悪くなっています。
特に首や肩が凝ると、頭部への血流も滞ります。
栄養は血液が運んでいるので、血行が悪いと脳に栄養を届けられません。
そして脳の血流が不足すると前頭前野のはたらきが弱くなります。
集中力や継続力、計画性、欲や衝動の抑制、感情のコントロールもつかさどる前頭前野。
機能が弱いと、目標とは関係のない考え事をやめて目の前の課題に集中することも、未来をみこして今やるべきことを選択することも、難しくなってしまいます。
感情面では、なかなか怒りを抑えられなかったり、合理的に考えられず不安や恐怖に支配されてしまったりしてしまうでしょう。
前頭前野がしっかり機能していれば、ネガティブな感情が出てきても自分を客観視し、とらえ直しやとるべき行動を選択できるのです。
中期・長期の目標に向けて、日々コツコツと努力も続けられるようになります。
引き寄せの秘訣を一言でまとめるなら、「いかに望みにフォーカスし続け、行動し続けられるか」。
そのためには、
1 ネガティブな感情をなるべく早く切り替えられる
2 集中力と継続力、怠け心に負けず自分を律する意志力
上記2点が大事なポイントであり、これらは前頭前野の機能が関わっています。
なので前頭葉の血流は、引き寄せに大いに関係するのです。
引き寄せと邪気
東洋医学では、血と気は関連すると考えられています。
血流が悪くなれば気の流れも悪くなり、邪気が溜まりやすくなります。
すると体調を崩したり病気になったり、落ち込みやイライラといったメンタルの不調が現れたりするのです。
邪気には種類があり、他人のネガティブな想念もそのうちの一つです。
邪気が溜まって自分の心身の波動がさがると、他人のネガティブなエネルギーとも同調しやすくなります。
そして他人と同調した分、自分が放つ低い波動も大きくなるので、良い引き寄せが起きにくくなってしまうのです。
ただし、邪気と波動に特化した場合の話です。
理屈のうえではこのメカニズムですが、引き寄せは複合的な要因で起こります。
あなたの心身の状態が悪いからといって、低い波動の出来事ばかりが起こるわけではないので安心してください。
私は身体づくりをおこなう前は、相手がすごく機嫌が悪いわけでなくても、むしろとても感じの良い人であったとしても、接していて具合が悪くなっていました。
邪気を受けたときの体感は、私の場合は首&肩甲骨周りの痛み、全身のだるさやグッタリ感、意識がもうろう、といった感覚です。
邪気を発するお相手が、全て悪いという意味ではありません。
人間なら誰だって、邪気は大なり小なりもっているものなのです。
怒りや愚痴だけではなく、不安や心配、悩みや「羨ましい」といった気持ちも邪気に入ります。
なによりも大事なのは、自分自身の身体の状態。
コンディションが悪いと少量の邪気でも受けやすく、排出もしにくくなってしまいます。
ネガティブな気を感じる場所や人を避ける努力は必要ですが、何よりもまずは自分自身の血流と気の流れのほうが第一です。
血流が悪くなる4つの原因
体験に基づき、血流が悪くなる原因を4つお伝えします。
ストレス
ストレスを感じやすい人は、血行が悪くなりがちです。
ストレスを感じると、身体はコルチゾールというホルモンを出してストレスに対抗します。
すると「戦闘モード」に切り替わり、交感神経が優位になります。
交感神経は血管が縮める作用があるので、血流の悪さや冷えの原因になるのです。
またストレスは、脳の血流も下げてしまう恐れがあります。
動かない
足の血液は、歩くことによって心臓へ戻ります。
つま先って、身体の中でもっとも心臓から離れていますよね。
ふくらはぎの筋肉がポンプのようになって、血液を下から上へ送ってくれるのです。
なので運動不足でふくらはぎの筋肉量が少ないと、足先から心臓へ血液が戻らず、血流が悪くなってしまいます。
日々の仕事ややることで疲労が溜まっている方も多いと思いますが、お休みの日や帰宅後にあまり動かないと、足の筋力だけではなく全身の筋肉が衰えてしまいます。
スマホの使いすぎ
スマホの使いすぎは、前頭前野の血流を下げます。
テレビも同様です。
すごくみたい番組ではないものを、ただなんとなくダラダラと見続けるのはやめたほうがいいでしょう。
テレビやスマホを見ている間は、「見る」「聞く」に関係する部分だけが使われ、自分で物事を考えている時にはたらく前頭前野の血流が悪くなっています。
テレビをただぼんやり眺めたり、癖のようにスマホをつい触っているときって、受け身であんまり思考を巡らせていないですよね。
見れば見るほど前頭前野の血流がさがり、頭の回転も悪くなってしまいます。
姿勢が悪い
姿勢の悪さも、脳の血流に影響します。
猫背、足を組む、背はもたれつつ椅子に浅く座る、パソコンやスマホに夢中で前かがみになる、など、ついついしてしまうのではないでしょうか。
一か所に体重が多くかかるとかパーツが歪むと、血流が滞ってしまいます。
身体に負荷のかからない正しい姿勢を維持することが大事です。
また血流とは少し話がそれるようですが、「幸せホルモン」と言われる神経伝達物質のセロトニンも姿勢に関係します。
インナーマッスルに働きかけるからです。
私は椅子の上で体育座りして、背中を丸めてスマホをいじる癖がありました。
腹筋がなさすぎて、ただ座っている姿勢すらしんどかったのです。
セロトニン不足⇒姿勢が悪くなる⇒血流も悪くなる、という流れだったと思います。
血行をよくする対策について
私が実際におこなっている血行対策については、下記の記事でまとめています。
日常的におこなえるものばかりですので、ぜひご参考になさってください。