引き寄せの法則で望みを叶えていくときには、最初の頃ほど、努力や行動と結果が比例しない、タイムラグの時間が存在します。
望みの世界に効率よくエネルギーを注ぎ続ければ、タイムラグを短縮できるのです。
この記事ではタイムラグの仕組みと、最短であなたの望みを叶えるために、タイムラグをなるべく少なくする方法をお伝えします。
望みをなるべく早く達成したい方は、当記事でご紹介する方法をご活用ください。
タイムラグを軽やかに乗り越えていきましょう。
願いが叶うまではタイムラグがある
地球には「時間」の概念があり、現象化するまでエネルギーをため続ける必要があるので、願いが叶うまでのタイムラグが存在します。
私たちはこの世界に、魂を研磨しにきています。
紆余曲折を体験して自分のネガティブエネルギーを手放しながら魂は向上し、時間と労力をかける達成する喜びも、味わいにきているのです。
高次元の世界のように、思えば一瞬で願いが叶うのが普通だと、達成感も幸福感も薄くなるものです。
また、人の「成長曲線」という概念があります。
何か技術の習得や勉強にしても、努力と比例してすぐ結果が出るわけではありません。
最初は一定期間、低空飛行のような状態が続き、それでも行動を続けてエネルギーが臨界点を向かえたら現実に結果が現れだす、という仕組みです。
始めてすぐから、1+1=2、2+1=3・・と、足し算のようには結果は出ないのです。
ただし何事も始めたときが一番大変ですが、後半は倍々ゲームのような感じで、途中からエネルギーが1×2=2、2×2=4・・と掛け算のような増え方をして、急激な変化を得られる人もいます。
大抵の人は、努力を続けても結果が出ない低空飛行の期間に、諦めて行動を止めてしまうのです。
このタイムラグの時間をいかに乗り越えるのかが、願望を実現するうえで重要なポイント。
引き寄せの法則に疲れてしまったときも、他のやり方を試すことで打開できる可能性がありますので、諦めないで欲しいと思います。
タイムラグの乗り越え方
タイムラグの時期を乗り越えるための方法を、4つご紹介します。
なるべく望むことだけにエネルギーと時間を使う
達成したいことを決めたら、ひたすら「叶えること」だけを考えて行動します。
あなたの持てる時間の全てを、達成に向けて使うのです。
- どうすればうまくいくのか?
- どうすれば達成できるのか?
- 何が必要なのか?
調べ、考え、行動してください。
望まないことには、極力エネルギーを注がないこと。
そうすればタイムラグを減らせます。
「叶わないんじゃないかな」
「やっぱり、やめようかな」
などと、歩みを逆行させることを考えている時間は、限りなくゼロにするのが望ましいです。
その時間とエネルギーも、達成したいことへ全力投球したほうが、望みが叶う時期を早めます。
ただし、自己肯定感が低すぎると、「自分には無理ないんじゃないか」と自信を失う瞬間が多々訪れるかもしません。
その場合は、落ち込んだ時こそセルフイメージを変えるチャンスです。
セルフイメージを変える方法を解説した、下記の記事もご参考にしてみてください。
ネガティブ感情をコントロールする
あなたの時間とエネルギーを、望みに最大限集中させるためには、ネガティブ感情をコントロールする必要があります。
目の前の現実は、あなたの過去の思考や行動の結果、創り出されているものです。
過去の産物である現実に対し、ネガティブな感情を感じ続けてしまうと、望みのパラレルワールドへの移行が思うようにいかなくなってしまいます。
ネガティブ感情は、早めに手放すのに越したことはありません。
スルーできるものはスルーし、根深い思い込みがあるものであれば、ご自分の心と向き合って早めに消化するよう努めてみてください。
ネガティブな感情と向き合うや、嫌なことがあったときの対処方法について解説した、下記の記事もご参考にしてみてください。
また、下記の記事では、他人の言葉を上手にスルーするための考え方について、お伝えしています。
続けること自体を目的にする
結果を出すこと以外にも、目的意識を持つとよいでしょう。
新しいことを始めたら、まずは続けること自体を目的の1つにしてみてください。
結果を得られていない段階でも、あなたは「続けられる自分」「行動する自分」というセルフイメージを得られています。
継続力は、願望実現で必須の能力なので、続けられるだけでもあなたは理想の未来に歩みを進めているのです。
結果が出ていなくても、過去の自分と比べてみて、できるようきなった部分にフォーカスしてみてください。
行動するのが当たり前、という感覚になるのを目指していきましょう。
めんどくさくて動けない自分を変える方法について、下記の記事で解説していますので、あわせてご参考にしてみてください。
トークンエコノミー法で行動力と継続力アップ
私が実践して、行動力と継続力がアップした、トークンエコノミー法をご紹介します。
トークンエコノミー法とは、心理療法の1つ。
早起きでも勉強でも、なにか習慣づけたい行動をおこなったら、ポイントカードのような台紙に1つシールを貼ります。
次に、一定期間その行動を続けられたら、自分にご褒美を与えます。
たとえば10個シールが溜まったら、お気に入りのカフェに行くとか、好きな服を一着買うなど。
「ご褒美」というと、少し子供じみた印象を受ける人もいらっしゃるかもしれませんが、脳の特性を活かしたとても有効な方法です。
ご褒美をもらうと脳が報酬を得たと思うので、ますますその行動を取りたくなるのです。
私はポイントカードのような升目を紙に手書きでひいて、毎日やるべきことを達成したらシールを貼っていました。
シールを貼ること自体も、脳にとっては「報酬」と感じます。
ポイントカードがどんどん溜まっていくのって、嬉しくないですか?
私はシール貼りたさが、その行動をとる動機になっていきました。
よかったら、あなたも試してみてください。
タイムラグを乗り越えて、引き寄せの法則を楽しもう
タイムラグを乗り越える方法についてお伝えしました。
内容をまとめます。
【タイムラグを乗り越える方法】
- なるべく望むことだけにエネルギーと時間を使う
- ネガティブ感情をコントロールする
- 続けること自体を目的にする
- トークンエコノミー法で行動力と継続力アップ
もっとも最短で願いを叶えるためには、もてる時間とエネルギーの全てを、可能な限り「叶えたいこと」に注ぐことです。
そのためには、自分の感情や思考のコントロール、行動力と継続力が必要になってきます。
タイムラグをなくす努力は、あなた自身の人間性を向上させることにもつながるのです。
ときおりネガティブな思考や感情にとらわれてしまうのは、人間なら誰でもあるので、そんな自分を責めないでくださいね。
できる範囲で、あなたの夢に向かって最大限エネルギーを使っていきましょう。