波動を変えれば、生きる世界は変わります。
逆にいえば、理想の現実を引き寄せたいのなら、叶った未来の自分と今の自分との、波動の差を埋めていく必要があるのです。
この記事では、引き寄せの法則に関係する波動のメカニズムと、望みの現実や人間関係を引き寄せるために波動を変える方法についてお伝えします。
「波動」とは、見えない世界の面だけではなく、行動や情報といった現実的な要素も関係します。
スピリチュアルな視点と、地に足の着いた現実的な行動を取り入れ、あなたの夢を実現していきましょう。
引き寄せの法則における波動のメカニズム
人も物も場所も、この世界の全ては波動を放っています。
気が合う人や、なんとなく居心地の悪い場所など、あなたも体感したことがあると思います。
その対象が出している波動を、人は感じとっているのです。
自分の波動と合っている人や物に、心地良さを感じます。
同じような波動は引き合うので、同じ思いや信念を持った人同士は、ご縁があってつながりやすいです。
そして自分の発した波動と、同じものを受け取るようにできています。
人に与えたものは、自分に返ってきます。
他人をないがしろにして、自分のことばかり考えている人は、誰かから不当に扱われるでしょう。
あなたが出会う人や、起こる出来事は、あなたが持っているなんらかの波動に共鳴した結果といえるのです。
望みの現実や人間関係を引き寄せるためには
ポイントは、「叶った世界の自分」が放っている波動になること。
今の自分と未来の自分の、ギャップを埋めていく必要があります。
未来の自分にはあって、今の自分にはまだ足りないものを、磨き育てていく必要があります。
そのための方法を5つご紹介します。
身体の健康
体調不良や睡眠不足ですと、身体の波動はさがります。
健康的な食事や規則正しい生活を意識し、マッサージなどのメンテナンスも取り入れ、身体の波動を整えましょう。
身体が健康であってこそ、気力もアップします。
はつらつとした身体の波動を放つことは、望みの高い波動に同調するための大前提です。
なるべくメンタルを安定させる
ネガティブな感情が長く続くと、波動がさがります。
嫌な出来事や不快な人に出くわしたときは、早めに気持ちを切り替えるのが望ましいです。
ご自分に合った、感情のコントロールの仕方や、とらえ方を変える方法を見つけていきましょう。
感情を制する者が、人生の舵をとることができます。
嫌なことがあったときの対処方法については、下記の記事で具体的に解説しています。
在り方を確立する
自分が大事にしたい価値観や信念を、はっきりと言語化します。
仕事や人生において、あなたが大事にしたいものはなんでしょうか。
どんな自分になって、何を実現したいですか?
価値観や目的意識や想いも、あなたの放つ波動を形づくっています。
信念を持って行動するほどに、同じ価値観の仲間を引き寄せることができます。
必要な情報や知識を得る
情報や知識も、あなたの波動を変えてくれます。
何か新しいことを知ったときと、知る前のあなたとでは、周波数が違うのです。
その夢を叶えたあなたは、今のあなたにはまだない、どんな知識を得ているでしょうか?
叶えたいことに対する情報や知識を、できる限りたくさん学んでいくほど、理想の世界のあなたに近づきます。
与える意識を持つ
他人に貢献する行動を増やします。
人が喜ぶこと、役に立つこと、助けることを意識してみてください。
気持ちを明るくするような、言葉をかけるのもよいでしょう。
利他の心は波動が高いので、ポジティブな引き寄せが起こりやすい波長になれます。
感謝の気持ちを持っておこなえば、より波動が高まりあなたの魅力も増します。
ただし無理はしないこと。
まずはご自分の心の余裕があってこそです。
無理をしてしまうと、与える行動がむしろ自己犠牲になることもあります。
自分のことと他者貢献の、心地よいバランスの割合は人それぞれです。
負担のない範囲で、与える行動を意識していきましょう。
波動を高める方法について解説した、下記の記事もご参考にどうぞ。
注意点:あくまでもこの5つは波動に特化したポイント
上述した方法は、波動に特化したやり方です。
ただし引き寄せは、フォーカスや行動なども含め、複合的な要因で起こります。
引き寄せの法則の全般的なやり方を知りたい方は、下記の記事もご参考にどうぞ。
気分や感情の波動だけが全てではない
スピリチュアルでは、波動を高めるために、ポジティブなとらえ方や「気分よく」することが推奨されます。
ただし今の自分の気分や感情は、現実を創る要素の一つにすぎません。
良い気分やポジティブな感情のみに躍起になってしまうのは、スピリチュアルの盲点といえるでしょう。
起きた出来事は自分の波動と引き合った結果である、といえますが、自我で自覚できる範囲以外のものが現象化することもあります。
引き寄せは、潜在意識に含まれる情報や、集合意識(人々の意識の集まり)の影響もあります。
どんなにポジティブに過ごしていたとしても、潜在意識にある思い込みや負の感情が反映されることもあるのです。
出会う人と起きた事の全てに対し、自分のどの波動が原因だったのかを100%特定するのは困難です。
なのでネガティブな出来事が起きたときに、波動が低かったからだ=自分が悪いんだ、という思考にならないようにしましょう。
自己否定は波動を下げてしまいます。
人間である以上、ネガティブな波動や思い込みを持っていて当たり前なのです。
起きた出来事の原因を100%特定できなくても、望みの人生を創ることはできるので、ご安心ください。
引き寄せの法則の全体像を解説した下記の記事も、ご参考にどうぞ。
望みと同調できる波動へ変えていきいましょう
波動には、同じものが引き合う法則と、自分が出したり与えたりしたものが返ってくる仕組みがあります。
望みを引き寄せたいなら、理想の世界に生きる自分の波動に近づく努力が必要です。
未来と今の自分の波動のギャップを、埋める方法は次のとおり。
- 身体の健康を意識する
- メンタルを安定させる
- 在り方を確立する
- 必要な情報、知識を得る
- 与える意識をもつ
理想の自分をイメージしながら、多方面から波動を変えていきましょう。