アファメーションが効かないなら、今のあなたは無駄な努力をしているかもしれません。
この記事では、アファメーションが効かない3つの原因と対策についてお伝えします。
アファメーションの効果を発揮するためには、土台として他の要素が必要なのです。
毎日必死でアファメーションを唱えているのに現実が変わらないのであれば、当記事を参考にあなたの心の土台を整えてみてください。
他の要素が揃うほどに、アファメーションは言葉の魔法のように作用してくれるでしょう。
人生を変えるアファメーションを活用するには
アファメーションとは、自己暗示の言葉のこと。
肯定的な言葉を繰り返すことで、潜在意識にその情報が刷り込まれていきます。
セルフイメージが変わり、意識も行動も目標に向かいやすくなります。
ネガティブな言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、アファメーションは自分を洗脳しているようなものです。
人は誰でも、何か一つの価値観を選んで生きています。
自分に自信がないもあるも、どちらも言ってしまえば思い込みです。
あなたの人生は、全て思い込みによって創られていると言えるのです。
肯定的な暗示を信じ込めるようになるほど、あなたの現実は変わるでしょう。
ただし、現実創造は複数の要因でおこります。
アファメーションをおこなっているのになかなか現実が変わらないのであれば、他の要素の問題点を探してみるといいでしょう。
次の項で、アファメーションが効かない具体的な原因と対策について、お伝えします。
アファメーションが効かない具体的な原因と対策
あなたのアファメーションが効かない原因を、3つお伝えします。
それぞれ改善方法についてもご紹介しますので、ご参考にしてみてください。
自己効力感が低すぎる
自己効力感が低すぎると、肯定的な暗示のパワーも焼け石に水です。
自己効力感とは、「自分ならできる」と思える感覚のこと。
いくら口先で「成功する」と言い続けても、背潜在的に「自分にできるはずがない」という強い思い込みがあると、アファメーションだけでは変わりにくいです。
潜在的な信念は、過去の経験からできています。
あなたは過去の「できなかった」記憶や、今現在も自分の「できていないところ」に意識が向きすぎていませんか?
あなたが今考えていることも、どんどん潜在意識に蓄積されていっています。
もしくは恐れや怠け心に負けて、行動量自体が少ない場合も、自信は育ちにくいです。
自信は成功体験をとおして培われるからです。
【対策】自信をつける
自信をつけるためには、次の2つがポイントです。
- なるべくたくさん行動する
- 「できたこと」に意識を向ける
家事や早起きといった日常的なことでも、成功体験として成立します。
たとえば15分ずつ早く起きるとか、健康のために苦手な料理にチャレンジするなど。
些細なことで充分なので、何か1つでも行動に移したらそんな自分を誉めましょう。
自分を誉めると脳が達成感を感じ、繰り返すことで「できた」という記憶が蓄積し、自信に繋がります。
他人と比べるのではなく過去の自分と比べて、成長を喜びましょう。
何をするにも、自信はあなたの人生を切り拓く土台になります。
セルフイメージを高める方法や、劣等感を克服する方法について解説した下記の記事も、あわせてご参考にしてみてください。
情報が足りない
目標達成に必要な情報が足りなければ、願望は実現できません。
「お金持ちになる」とただ口先で言ってるだけで、なれるわけがないと思いませんか?
今よりも収入アップするための副業や、起業、投資など、現実的にお金を稼いだり増やしたりする方法や、豊かな人の考え方を身につける必要があります。
スピリチュアルがお好きな方にとって、三次元的な要素のお話は、苦手強かもしれません。
しかしあなたの現実がうまくいかないのは、物質的な面の要素が足りないことが原因の可能性が高いです。
【対策】願望実現に必要な情報を得る
自分が興味のあるもの、気になったものについて、積極的に調べていきましょう。
情報や知識は、多いほど選択肢が広がるので、望みの人生を創れる可能性が高くなります。
お金を増やしたいなら、副業や投資の情報を調べて、1つでも実践してみるのです。
どんな風にお金を稼いでいる人がいるのか?
あなたの叶えたいことを実現している人は、具体的にどんな活動をしているのか?
理想の生き方をしている人がいるなら、その人の情報発信を見聞きし、「自分にもできるかも」と思えるようになポイントを見つけてみてください。
そうすれば潜在的な自信のなさも払拭していけるので、一石二鳥です。
引き寄せの法則における、情報の大切さについては、下記の記事で解説しています。
恐れが強すぎる
引き寄せの法則は、可能な限り「達成したいこと」だけを考えて行動し続けることにより、最短で願望を実現できます。
望むこと以外にフォーカスしてる時間が多いと、その分エネルギーが分散してしまいます。
恐れが強いと、目標達成とは拮抗したエネルギーを発散することになるので、アファメーションの効力が減ってしまうのです。
拮抗する恐れは、あなたの行動力も奪うでしょう。
成功にはその大きさと同じだけ、社会的な責任や人の注目がつきものです。
お金をたくさん持てば、人間関係がおかしくなってしまうとか、嫉妬されるとか。
潜在的に恐れている何かがあると、「やりたいのに、やれない」ことが起こるのです。
【対策】恐れをやわらげる
恐れを先回りして対処してみましょう。
イメージの中で、恐れを乗り越えるのです。
あなたの夢が叶ったら起こり得るネガティブな出来事を、シミュレーションしてみてください。
次の5点を、できれば紙に書き出して分析してみましょう。
- それが手に入ったら、どんなネガティブなことが起こる可能性があると思っていますか?
- 何を怖いと思っていますか?
- そこにはあなたのどんな思い込みがありますか?
- そうなってしまったときにできる対処と、そのために必要な情報は?
- そうならないために、どんなことができますか?
事前に準備と心構えをすることで、恐れを軽減させることができます。
また、そのような事態を招かないための最大限の工夫を普段からおこなうことで、安心につながるでしょう。
捉え方を変える方法について解説した下記の記事も、恐れと向き合うときのお供にしてみてください。
アファメーションのやり方と実践例
アファメーションの文章の作り方で、一般的なポイントは次のとおりです。
- 「私は○○」と一人称で言う
- 否定型をつかわずポジティブな表現にする
- 例)お金に困らない➡️豊かになる
- 過去形か現在進行形にする
そしておこなう方法やタイミングは、
- 寝る前か寝起きに言う
- ノートに書く
- 紙に書いて壁に貼っておく
などがありますが、自分にしっくりくるものでいいと思います。
【実践例】
私の場合は、やるべき勉強や作業をおこたりそうになったときに、
「絶対に○○を達成するんだ」
「○○になるんだ」
と、自分を奮い立たせるように使うことが多いです。
「なるぞ!」
「絶対にこの生活から脱け出すぞ!」
という言葉を使うこともあります。
この言葉のように、たとえ未来形や否定型であったとしても、自分の気持ちが乗っていてフォーカスや行動が叶った先の未来に強く向いていれば、夢は叶えられると思います。
基本的には、肯定的な文章がおすすめではありますが、アファメーションの文体そのものよりも、意図やフォーカス、行動といった他のエネルギーの強さのほうがより大切だと、私は実体験をとおして感じます。
引き寄せの法則は、複数の要因から成り立っているからです。
アファメーションはあくまでも1つの方法として、取り入れていきましょう。
あなたの気持ちが鼓舞されるような、文章とやり方を選ぶことをおすすめします。
アファメーションを活用するにも土台が大事
アファメーションが効かない原因と対策についてお伝えしました。
内容をまとめます。
【アファメーションが効かない原因と対策】
- 自己効力感が低すぎる➡️行動し自信を培う
- 情報が足りない➡️必要な情報を積極的に得る
- 恐れが強すぎる➡️シミュレーションで恐れを緩和する
アファメーションは、潜在的な自信や知っている情報、行動力など、他の要素が揃ってこそ、効果を発揮します。
アファメーションはあくまでも願望実現の1つの方法として、取り入れていきましょう。