私はネガティブな性格に25年悩んできましたが、身体づくりをして1年でネガティブ感情が半分以下になり、過去最高にメンタルが安定しました。
長年こころを変えようと頑張っても引き寄せがうまくいかないのであれば、まずは身体づくりをおすすめします。
引き寄せの法則と身体づくりの関係について、これから6回に渡りお送りします。
名付けて、【引き寄せられないなら身体づくり】シリーズ。
第1回めのテーマは血糖値です。
血糖値の安定は、引き寄せの法則のために重要です。
なぜなら血糖値は、メンタルの安定と関係があるからです。
長年引き寄せがうまくいかなかった私は、今思えば子供の頃から血糖値を跳ねあげる要素だらけの食生活でした。
パスタや麺類、お米もパンも大好きで、甘いものは毎日欠かさず2回以上。
食事以外に菓子パンを、1日にたいらげることもよくありました。
甘いものや炭水化物が大好きで、かつメンタルが不安定で長年お悩みなら、あなたの人生を阻む心の問題は血糖値に答えがあるかもしれません。
引き寄せに関係する機能性低血糖症とは
私は長年の情緒不安定さの原因の一つが、「機能性低血糖症」かもしれないと気づき、血糖値の安定を意識していきました。
ネガティブ思考の改善のために、私にとっては重要なポイントだったと思っています。
機能性低血糖症とは、血糖値が異常な動きをする状態のこと。
血糖値の急なアップダウンによって、不安や落ち込み、恐怖心、激しい怒りやイライラ、眠気やだるさなど、心身に様々な症状が現れます。
簡単にメカニズムをご説明しますね。
炭水化物や甘い物を摂りすぎると、血糖値は急激に上昇します。
上がりすぎた血糖値をさげるために、身体はインスリンをたくさん出すので、次は下がりすぎてしまいます。この時に眠くなったり集中力が落ちたりします。
血糖値下がりすぎるのは、身体にとって命の危機に値するので、今度はアドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンを使って、血糖値を上げにかかります。
アドレナリンは攻撃性、ノルアドレナリンは不安や恐怖感につながるホルモン。
これらで血糖値をあげている最中は、ネガティブな感情が起こやすくなるので、血糖値の急なアップダウンを繰り返すほど、メンタルが不安定になってしまうのです。
低血糖症とメンタルの関係について、吉濱ツトムさんの動画がおすすめです。
思い出し怒りも怖い妄想も、血糖値が原因だった
血糖値の不安定が原因で起こる、空腹時や食間のネガティブ感情。
私の場合は、「思い出し怒り」や起きて欲しくないことの妄想と不安が多かったです。
私は自分のネガティブな心を変えたくて、10年以上とらえ方を変える努力を毎日してきましたが、なかなかうまくいきませんでした。
常に怒りや不安、恐怖心が強く、パニック発作も起こしていました。
やっと本当に生きたい人生へ歩めるようになったのは、血糖値と心に関係があると知ってから。
血糖値対策をしていくのと並行し、食事とメンタル日記をつけました。
すると寝起きや食間食前の空腹時に、ネガティブな感情の波が強くなることに気づいたのです。
体質改善が進むにつれ、食事をとって20分くらいすると心配事への不安や恐怖がスッとおさまることも増えていきました。
すると「な~んだ、この不安の原因は血糖値か」とネガティブな感情を客観視できるようになり、相乗効果でますますメンタルが安定。
怒りや恐怖が湧いてきても、それが食間や食前、寝起きであれば、「何か食べたらおさまるよね」とだいぶスルー出来るようになったのです。
もちろん個人差はありますし、ネガティブ感情のすべては血糖値が原因というわけではありませんが、私にとっては血糖値は大きな要因でした。
心の問題は血糖値が原因かも。自分を否定しないこと
血糖値とメンタルの安定に比例して、やりたいことに集中できるようになっていきました。
そして行動できるようになるほど、自己信頼感も増していきました。
あまりにもネガティブな感情が強いと、「自分はダメな人間だ」と自己否定してしまうものです。
でもあなたが不安や恐怖心にとらわれすぎて、やりたいこと・やるべきことに全然集中できなかったとしても、自分を責めないでください。
あなたの心や意志の力が弱いのではなく、血糖値の不安定さが原因の一つにあるかもしれません。
血糖値を安定させる対策
血糖値の対策については、下記の記事でまとめています。
私が実際に取り組み、効果のあった方法をご紹介しておりますので、ご参考にどうぞ。