ネガティブな思考と感情にとらわれて、なかなか気持ちを切り替えられずお悩みではないでしょうか。
思考グセを変えようと、ひたすら自分の心と向き合っている繊細な方は多いと思います。
しかし、身体の状態が心の土台になっているので、まずは身体づくりが必須です。
私はオーソモレキュラー(栄養療法)を取り入れ、メンタルが過去最高に安定し、望みの人生へ向かえるようになりました。
10年以上引き寄せの法則がうまくいかなかったのも、栄養不足や代謝の悪さが大きな原因でした。
この記事では、メンタルの安定に関係する、栄養療法についてお伝えします。
あなたも心を変えようと長いこと頑張っているのに、なかなか変われず苦しいのであれば、身体へのアプローチを検討してみてください。
「栄養」が、あなたの人生のターニングポイントになるかもしれません。
私の人生を変えてくれた栄養療法の専門家の方々と、おすすめの動画や書籍もご紹介しますので、ご参考にどうぞ。
心を安定させる、オーソモレキュラー療法(栄養療法)とは
私はオーソモレキュラー療法(栄養療法)によって、心身の不調を改善し、望みの人生へ歩みを進められるようになりました。
オーソモレキュラー療法とは、薬ではなく食事の見なおしやサプリメントを用いて適切な栄養をとり、自己治癒力を目覚めさせることで心と身体の健康を目指す栄養療法です。
冷え症や肥満、肌荒れや口内炎などの身近な症状、うつ病や発達障害の改善にも効果があるといわれています。
私が独学で学んできた中でも、不安障害や強迫性障害、パニック障害が改善された実例をたくさん見かけました。
身体は食べたものでできている。
一度は聞いたことある言葉だと思います。
「体に良いものを食べることが大事」と頭ではわかっていても、実際は行動に移せていない人が大半なのではないでしょうか。
私も長い間そうでした。
毎日コンビニ弁当でもお酒を浴びるように飲んでいても、大病せず過ごせている人だって世の中にはいるよね、と軽く考えていたのです。
しかしグレーゾーン発達障害で代謝の悪さを抱える私にとっては、「栄養」が人生を変える大きな因子でした。
心へのアプローチや生活リズムを整えるなど、他の要因もあってこそですが、私の場合はサプリメントの恩恵が大きいです。
もしかしたらあなたも、しょっちゅう落ち込んだりなかなか怒りを抑えられなかったり、やりたいことに積極的になれないのは、「栄養」に原因があるかもしれません。
糖質メインの食事は「質」的な栄養不足
栄養失調とは、食べる量が足りない時にだけ起こるものではありません。
量は多く食べていても、その食事の内容の質が悪いと、充分な栄養を摂ることは出来ないのです。
糖質の摂りすぎは、質的な栄養失調の一番の原因です。
主食といえば炭水化物ですよね。
おにぎり、パン、パスタ、ラーメン、丼ものみたいな、糖質がメインの食事があたりまえになっています。
菓子パンを食事として摂る人もいるでしょうし、甘いカフェラテを毎日飲むのが習慣になっている人も多いことでしょう。
糖質が中心の食事は、「量」ではなく「質」が足りない栄養失調になり、さまざまな心身の不調を起こす可能性があります。
量的にはたくさん食べていても、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養の質が足りないのです。
私たちの身体は、皮膚も髪も内臓もホルモンも、何もかもがたんぱく質を材料に作られています。
そして日々、細胞は少量ずつ新旧が入れ替わっているのですが、新たな材料であるたんぱく質が入ってこないと、からだは古い材料を再利用します。
家に例えるならば、新しい資材で壁や柱を少しずつ入れ替えられる仕組みが滞り、古いボロボロの資材でとりあえず形を保っている状態。
これが自己免疫疾患をはじめ、様々な病気の原因になるといわれています。
栄養不足は波動をさげ、引き寄せにも関係する
たんぱく質やビタミン&ミネラルが不足すると、身体の代謝は滞ります。
糖質の代謝にはビタミンを消費するので、糖質をとる量が多いと、ビタミンは糖質の分解にたくさん使われてしまいます。
すると、「幸せホルモン」とよばれるセロトニンや、やる気に関係するドーパミンといった、ポジティブな心に関係する神経伝達物質を充分につくり出せません。
特にセロトニンは心の安定に関係するので、不足するとメンタルが不安定になり、波動がさがります。
さらにセロトニンは「とらわれない心」にも関係します。
願望実現は、いかに「望まないこと」を受け流し、望みにフォーカスし続けられるかが最大のポイントです。
創造主として望みの人生を創っていきたいのであれば、セロトニンが重要な役割を担っていると私は考えています。
そしてセロトニンをつくるには、まずは材料となるたんぱく質とビタミン&ミネラルをしっかり摂ることが必須なので、引き寄せのためには栄養が大事なのです。
【体験談】栄養療法を始めて1年の変化
私は10年以上引き寄せがうまくいかず、メンタルも不安定でしたが、栄養療法を取り入れたら1年で過去最高にメンタルが安定し、引き寄せも少しずつ活用できるようになっていきました。
実際に体感した良い変化をまとめます。
邪気による身体の痛みが軽減した
以前の私は、外出すると邪気にやられて身体(特に背中)が痛くなり、4~5時間出掛けるともうグッタリ。
次の日は一日中寝込んでいるくらい、身体が弱かったです。
職場でも席に座っているだけで、基本的に全身がだるく、背中が痛くなっていました。
身体の状態が悪いと、周りの人や環境の邪気の影響を受けやすいです。
周りの人のせいにするわけではなく、人間なら誰でも邪気は持っているものです。
人を傷つけるような、わかりやすいネガティブな念だけでなく、たとえば心配や忙しさによる疲れなども、「邪気」に入ります。
まず自分自身が、邪気を受けにくい身体をつくることが大事です。
私は栄養療法を取り入れて1年で、からだの痛みがかなり軽減され、疲れにくくなりました。
現在はスーパーや薬局に行くくらいなら、身体は痛くならないです。
職場でも、身体がたまに痛くなってきても、ストレッチや深呼吸などの対処でかなりラクになります。
睡眠の質があがった
長年の悩みだった睡眠障害もよくなりました。
夜中の2~3時にならないと眠れなかったのが、1か月間とおしてほぼ毎日、22時頃に眠気がくるようになった時は嬉しかったです。
栄養が整い代謝が良くなり、セロトニンの分泌も増えたからだと思います。
(セロトニンは、眠りのホルモンであるメラトニンの材料になります)
ネガティブ思考が半減した
そして何よりも、メンタルの安定が私の人生を変えてくれました。
かつての私は、過去の嫌な出来事や未来に起きてほしくないことの妄想で、頭の中がいっぱいになってしまっていました。
1日のうち8割くらいは、ネガティブな思考や怖い妄想にとらわれていました。
目の前のやるべきことにも集中できなくて自己嫌悪におちいることが多かったですし、怒りや恐れでいっぱいで、やりたいことに向かう気力も自信もありませんでした。
まずサプリを摂り始めて3か月で、ネガティブ思考が以前の7割くらいになりましたし、1年経った頃には2~3割に減りました。
以前に比べたら、嫌なことや人を受け流せるようになり、やりたいことにも集中できる時間がどんどん増えていきました。
行動力がアップした
かなりだるさが軽減されメンタルが安定するのと比例して、目標を達成するための行動量が増えました。
だるさの軽減は、小麦粉と乳製品を控えたのもよかったと思います。
以前は休みの日の日中は、だるさと眠気から身体を起こしていられないくらいだったのですが、いまは朝から精力的に活動できるようになりました。
おすすめの動画や書籍と専門家の方々
私が独学で栄養療法を進めるうえで参考にした、4人の医師と専門家の方をご紹介します。
独学でも結果を出せたのは、ご紹介するみなさんの善意と情熱のこもった情報発信のおかげです。
おすすめの動画や書籍もあわせてお伝えしますので、ご参考にどうぞ。
発達障害カウンセラー 吉濱ツトムさん
発達障害カウンセラーの、吉濱ツトムさんのご著書です。
私は吉濱ツトムさんのおかげで、自分がグレーゾーン発達障害だと気づきましたし、栄養療法についても初めて知りました。
この本では、グレーゾーンアスペルガーの心の不調について、メカニズムと改善のために必要な栄養素や食事がわかります。
特に、パン(小麦粉)が劣等感につながるというお話が、衝撃的でしたし腑に落ちました。
また、栄養療法とは少しそれますが、前頭前野の機能や血流不全といった、メンタルに悪影響を及ぼす発達障害の特徴も学べます。
グレーゾーン発達障害の生きづらさの原因やメカニズムと、心の問題を身体からのアプローチで改善していくための方法がわかります。
人生を変えたいグレーゾーン発達障害の方は必読です。
分子栄養学カウンセラー 中村ひろきさん
分子栄養学カウンセラーの、中村ひろきさんの動画です。
メンタルと栄養素の関係について、とてもわかりやすくご説明してくださっています。
栄養療法を調べ始めた頃、栄養がエネルギーに変わる流れを書籍で読みましたが、難しくて理解するのに時間がかかっていました。
そのとき中村さんの動画に出会い、エネルギーがつくられる仕組みを工場に例えたご説明がわかりやすくて感動しました。
他の動画でも、冷え性や乾燥肌といった身近な症状と栄養の関係や、クライアントさんと対談形式で改善事例を紹介してくださっています。
乗り越えた方の体験談から何かヒントを得られることもあると思いますので、ご自分に近い症例を探してみるのもおすすめです。
精神科医 藤川徳美先生
精神科医の藤川徳美先生のご著書です。
糖質制限・たんぱく質・鉄の重要性や、それらのメンタルの関係についてと、プロテインやサプリメントの目安量も教えてくださっています。
後半には患者さんの事例が載っていて、パニック障害やうつ病を克服した方の経過もあります。
実際に患者さん方が摂取した、サプリの内容や量も掲載されています。
また、ありがたいことに、アメブロとFacebookでも栄養に関する記事を書いてくださっています。
藤川先生のアメブロはこちら。
各栄養素のおすすめの摂取量や、症状別に不足しているであろう栄養素の紹介、患者さん方の事例もたくさんあるので、独学で栄養療法を進めるうえでとても参考になりました。
栄養療法専門医 溝口徹先生
日本初の栄養療法専門クリニックを開設された、溝口徹先生のご著書です。
発達障害のこころとからだの不調に対し、栄養からのアプローチで改善を目指すための方法がわかります。
小麦や乳製品の問題点や悪い油の危険性、血糖値と腸内環境のメンタルへの影響について、理由と仕組みがわかります。
グレーゾーン発達障害の方にとっても、必須の知識です。
私が飲んでいるサプリについて
私が飲んでいるサプリメントは、ナウフーズという海外メーカーです。
サプリメントは、日本製よりも海外のものがおすすめです。
海外のほうが、品質が良く栄養素の含有量が多いからです。
上記のサプリのリンク先は、アイハーブという海外通販サイトです。
私がふだんサプリやプロテインを購入しているサイトなので、よかったらのぞいてみてください。
購入時に私からの紹介コードCJQ460を入力すると、5%オフで購入できます。
アイハーブのサイトは、たまに日本語がおかしい時があるので不安になるかもしれないですが、私は今まで50回以上注文していて問題なかったのです。
人間なら誰だって身体の健康は大事ですが、適切な栄養をとることは繊細体質の方にとって、人生に関わる大きな問題だと私は思っています。
身体が変わればメンタルと行動が変わるので、人生にも影響を及ぼすからです。
ぜひご検討してみてください。
私が実際に飲んでいるサプリメントの種類や量は、下記の記事でご紹介しています。
栄養療法が気になった方はご自分でも調べてみてください
メンタルの改善のために私は独学で、心理療法や脳機能を鍛えることも併行しました。
なのでサプリメントや栄養だけで良くなったとは言えないですが、身体の状態が整ったからこそ、心に働きかけるワークの効果も得やすくなったと感じます。
ポジティブな考え方を取り入れたり、ネガティブな感情を感じても早めにニュートラルな状態に戻るためには、セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質や、身体という土台が整ってこそ。
そのためには、適切な栄養が必須です。
心を変えるためには、身体を変えたほうが断然早かったです。
栄養療法は地道な体質改善であり、個人差はありますが、結果が出るまで数か月~数年単位で時間がかかるものです。
それでも、その後の数十年の人生を考えれば、チャレンジする価値は大いにあると思いませんか?
ネガティブな思考や感情が大幅に減れば、今よりも行動できるようになって、確実に人生が変わります。
まずは動画や書籍で、気になる専門家の方の情報を取り入れてみてください。
不安障害やうつ病などの精神疾患が改善された実例を、動画や書籍で紹介してくださっている方もいらっしゃいます。
乗り越えた方の体験談から何かヒントを得られることもあると思いますので、ご自分に近い症例を探してみるのもおすすめします。