嫉妬を感じる相手には、あなたの欲しいものが映っています。
この記事では、嫉妬を手放す方法をお伝えします。
劣等感が強いと嫉妬を感じやすい傾向があるので、自分に自信をつけるための方法も解説しました。
また、恋愛においての嫉妬心の対策もご紹介しましたので、強い嫉妬にとらわれてつらい方はご参考になさってください。
嫉妬を感じたときは、自分の本当の望みに気づき、自分だけの人生を創るチャンスです。
当記事を参考に嫉妬を手放して、自分が好きな自分になる努力を重ねていきましょう。
嫉妬は欲しいものを持ってる人に抱く感情
嫉妬を感じる相手には、あなたが欲しいものが映っています。
悔しいと思うのは、相手の中にあなたの欲しいものがあるから。
たとえば自分の背の低さにコンプレックスの無い人は、背の高い人を見ても嫉妬を感じることはないでしょう。
自分にとってどうでも良いことなら、なんとも思わないはずなのです。
嫉妬心の裏には、あなたの人生を幸せへと導く答えが隠れています。
そして誰かに嫉妬を覚えたとき、あなたの心の奥のどこかで、「私にもできるはず」と思っている自分はいませんか?
そんな自分の一面に気づけたら、しめたもの。
できるはず、という根拠のない自信の感覚を、大事に育てていきましょう。
行動して努力を重ねるほど、根拠も付いていきます。
妬み嫉みは、あなたの本来の望みを教えてくれているのです。
嫉妬を手放す方法5つ
嫉妬を手放すための方法を、5つご紹介します。
嫉妬を手放しながら、自分自身を磨いていきましょう。
自分の本当の望みに気づく
相手のどの部分に嫉妬を感じるのか、自分の気持ちを掘り下げてみましょう。
私の例を1つ挙げてご説明します。
私はスポーツに興味がないので、スポーツで高い技術を持っている人に対して、嫉妬心はわきません。
しかしスポーツ選手が自分が好きなことで人生を謳歌して、たくさんの人にも希望を与えている一面には、いいなぁと羨ましさを感じます。
一流の世界で活躍している人に羨ましさを感じる時、人それぞれポイントは違うはずです。
- 容姿がキレイだから。
- お金をたくさん持っているから。
といった抽象的な理由だけではなく、もっと具体的にどこが羨ましいのかを言語化してみてください。
あなたの本当の望みに気づくことができます。
自分が好きな自分を目指す
誰かに嫉妬を覚えたら、今度は憧れる人を見つけて、自分を磨く努力をしていきましょう。
嫉妬を感じる人と、あなたが憧れる人は、共通点はあっても別人なのではないでしょうか?
憧れる人をモデルにすることをおすすめします。
誰かに勝ちたい、あの人よりも優れたい、という気持ちだけで頑張ってしまうと、自分の人生を見失ってしまう恐れがあります。
努力して成功を手にしたのに、「私は本当にこれが欲しかったのだろうか?」と空しい気持ちにはなりたくないですよね。
誰かより優れた結果を得るよりも、自分の満足感のほうが大事だと思いませんか?
一度きりの自分の人生です。
自分が好きだと思える自分を目指していきましょう。
自分が納得する自分になるほど、嫉妬心を手放していけるはずです。
大きな目標を見据える
今の自分にとって、もっとも大きな目標を見据えてみましょう。
なるべく広く長い視点でとらえます。
自分が欲しいものを全て手に入れた先に、どんな人生を歩みたいのでしょうか?
- 素敵な自分になって、大事な家族やパートナーを守りたい。
- 同じお悩みで苦しんでいる人の、サポートになるような仕事がしたい。
といったように、あなたの中の利他の精神を自覚してみてください。
広く長い視点で自分の望みに気づくほど、あなたの人生はあなただけにしか創れないことに気づけるでしょう。
嫉妬を感じていた相手の持っているものをあなたが手にしたところで、それだけではあなたの人生は創れないはず。
あなたの望みは、オリジナルなのです。
自分に自信をつける
劣等感は、嫉妬心が強くなる原因の1つです。
自分に自信がつくほどに、他人のこともあまり気にならなくなっていくでしょう。
自信は日常のささいなことでも培っていけます。
何か課題をこなしたら、その場ですぐ自分を褒めてみてください。
自分を褒めると、脳が「報酬を得た」と感じ快楽を覚えます。
自分の「できたところ」をしっかりと見てあげて褒めることで、「できる自分」という自覚を育てていけるのです。
苦手な家事や掃除をしたとか、早起きができた、といったささいなことで充分です。
自分の「できたところ」に日々意識を向け、自分を褒めて行動を続けていけば、自信がついていきます。
自分褒めは、2~3回で変われるものではありません。
習慣にすることをおすすめします。
自信とは、自分との信頼関係です。
自分を褒めて労い、自分自身との絆を育てていきましょう。
劣等感を手放す方法については、下記の記事もご参考にどうぞ。
身体づくりで心を安定させる
セロトニンは心の安定に関係します。
セロトニンの分泌が不足すると、柔軟な思考や気持ちの切り替えがしにくくなるので、嫉妬心にもとらわれやすくなると思います。
また、セロトニンは脳だけではなく腸でも分泌されています。
悪玉菌が多くて腸内環境が悪いと、セロトニンを充分に作り出せません。
腸内環境があまりよくないご自覚がある方は、小麦粉や乳製品を控えることをおすすめします。
もちろん個人差はありますが、小麦粉に含まれるグルテンや乳製品のカゼインが、腸内を荒らす可能性があるからです。
腸内環境とメンタルは関係していると言われており、私自身も小麦粉と乳製品を控えたら、ネガティブな気持ちにとらわれる時間が半減しました。
セロトニンと腸内環境を整える対策についての下記の記事も、あわせてご覧ください。
恋愛での嫉妬の対策
恋愛でも、しつこい嫉妬心に振り回されてしまう繊細な方は多いと思います。
上述した嫉妬を手放す方法は、恋愛においても有効ですが、恋愛に特化した注意点を加えて2つお伝えします。
自分の人生を謳歌する
お相手よりも、自分の人生に夢中になりましょう。
誰かに嫉妬して自己嫌悪におちいったり、相手のことばかり考えたりしている人よりも、自分の好きなことや仕事に夢中になっている人の方が、魅力的だと思いませんか?
素敵な自分になることに、エネルギーを使うことです。
そうすればあなたの波動も高まり、素敵な人と波長が合うあなたになれます。
嫉妬にとらわれて苦しい時もあるかもしれませんが、できる範囲で構わないので、恋愛以外で夢中になれるものに時間とエネルギーを注いでいきましょう。
引き寄せの法則と恋愛について解説した、下記の記事もご覧ください
与える意識を持つ
引き寄せの法則では、同じ波動が引き合う法則があります。
「相手を幸せにしたい」と与える意識を持つことで、同じくあなたを幸せにしたいと願う素敵なお相手とご縁がある可能性があがります。
嫉妬をゼロにする必要はありませんが、「自分だけを見てほしい」という利己的な気持ちが強すぎると、同じく自分勝手な人と波長が合ってしまう確率があがるのです。
嫉妬や執着心は波動を下げるので、それらが強いと良い関係が築きにくくなってしまいます。
いまより一つでも、相手の幸せを願う気持ちや、与える意識を培っていきましょう。
引き寄せの法則と執着を解説した下記の記事も、あわせてご参考にどうぞ。
消えない嫉妬は、原動力にする
叶えたい目標があっても、怠け心や弱気に負けてしまいそうな時もあるでしょう。
そんな時に、根強い嫉妬心を、あなたを奮い立たせるための原動力に使うのです。
「疲れたから今日はやるのやめようかな・・」
「ダイエットは明日からにしようかな・・」
と自分に負けそうになったとき、相手への嫉妬を思い出してください。
また、目先の快楽よりも、ちょっと先の幸せを考えてみるのも有効です。
目先の快楽をとり続けたときの、デメリットをしっかり自覚しましょう。
今は楽でも、このままでは未来のあなたは幸せではないはずです。
何か結果を得るには、継続が大事です。
諦めずに続けることで、成功を手にする可能性は上がります。
嫉妬を原動力に、あなたを奮い立たせる起爆剤にして、日々まい進していきましょう。
まとめ:嫉妬を原動力に、自分だけの人生を創っていこう
嫉妬を手放す方法をお伝えしました。
内容をまとめます。
嫉妬を手放す方法
- 自分の本当の望みに気づく
- 自分が好きな自分を目指す
- 大きな目標を見据える
- 自分に自信をつける
- 身体づくりで心を安定させる
恋愛での嫉妬の対策
- 自分の人生を謳歌すること
- 与える意識を持つ
誰かに嫉妬を感じたときは、自分の本当の望みに気づくチャンス。
嫉妬心はあなたの原動力にして、日々コツコツ自分を磨いていくことです。
自分が好きな自分を目指して、あなただけの人生を創っていきましょう。