引き寄せの法則を活用したいのであれば、なるべく良い気分を保つことです。
良い気分は波動が高いので、気分のよさを長い時間保てるほど、望みを引き寄せやすくなります。
この記事では、良い気分が望みを引き寄せられるメカニズムと、良い気分を保つための方法についてお伝えします。
気持ちの切り替えがうまくなりたい方は、ぜひご参考になさってください。
なるべく良い気分を維持して、スムーズに望みを引き寄せられる状態を目指しましょう。
良い気分でいると願いが叶いやすくなる理由
良い気分でいると、引き寄せの法則をスムーズに活用し願いが叶いやすくなります。
おもな理由は、次の2つのメカニズムが関係しているからです。
- 同調波動
- パラレルワールドの選択
まず1つめの同調波動について、解説します。
引き寄せの法則では、同じ波動のものが引き合うという「同調波動」の法則が定説になっています。
あなたに起こることも目の前に現れる他人も、あなたの波動が磁石になって創られています。
端的に言ってしまうと、
ポジティブだとポジティブなことが、ネガティブだとネガティブなことが起こる。
ということ。
なので良い気分でいれば、その高い波動に同調して良いことが起きやすくなる、というメカニズムです。
次に、2つめのパラレルワールドの選択について。
私たちは、パラパラ漫画のように毎瞬毎瞬コマを移動しています。
ずっと同じ場所にいるように感じますが、実際は次のシーンを選んで移動しているのです。
次のシーンの選択には、あなたのフォーカスや思考、感情の波動が関係しています。
良い気分でいると良い対象にフォーカスしやすくなり、次のシーンも気分の良いものを選ぶ確率があがります。
良い気分を保つほど、良い現実を創れる可能性が高くなるのです。
良い気分を保つための方法4つ
引き寄せの法則を活用するために、良い気分を保つ方法を4つご紹介します。
①身体を整える
感情や思考のコントロールも大事ですが、まず大事なのは身体という土台です。
心の土台は、身体です。
身体の健康状態が悪いと気力もわかず、感情や思考もネガティブになり、波動が下がってしまいます。
私は自分を変えたくて、一般的によく言われている、食事や睡眠、生活リズムの改善を意識的に1年半おこないました。
すると身体が整うのと比例して、ネガティブな感情や思考のコントロールが格段としやすくなったのです。
怒りは深呼吸をすれば6秒でおさまる、と言われていますが、かつての私は些細なことの怒りを何日もひきずっていて、6秒でおさまるだなんて理解ができませんでした。
しかし身体が整うと、深呼吸すれば本当に6秒くらいでスッと落ち着く感覚が出てきて、感動しました。
長年心を変える努力をしているのに変われずお悩みなら、これからは身体を変えてみて欲しいと思います。
引き寄せには特に、心の安定に関係するセロトニンの分泌をうながす対策がおすすめです。
②なるべくポジティブな思考へ転換する
ポジティブな思考や感情というのは、手っ取り早く波動を高められるので、なるべくポジティブにとらえる思考グセをつけるのは有効です。
ただし強いストレスを感じてまで、無理にポジティブ思考に転換するのは、しんどくて逆に波動が下がる可能性があるので、無理のない範囲でおこなってくださいね。
ポジティブまでいけなかったとしても、同じ出来事や人に対して、今より少しでもストレスを感じない解釈がないか、考えてみるといいでしょう。
ポジティブ思考へ転換する方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
また、捉え方を変える方法を解説した下記の記事も、あわせてご参考にどうぞ。
③望まない出来事をスルーする
引き寄せの法則は、いかに望みにフォーカスし行動し続けられるかにかかっています。
生きていれば、望まない出来事が起こることもあるでしょう。
そのときに、いかに気持ちを早めに切り替えられるのかが重要です。
その出来事にずっととらわれていることは、あなたの人生にとって得策とはいえないはずです。
たとえば職場の人に侮辱されたとして、その人と一生付き合っていくわけではないですよね。
自分を大切にすること、大事な人を守ることに、あなたの貴重な時間を使いましょう。
もちろん、なんでもかんでもスルーすれば解決するものではなく、真っ向から対処していかなくてはならない問題もあるとは思います。
そうではなく日常の些細な問題の場合は、可能な限りスルーしてあなたのエネルギーを取られないようにしてみてください。
いつ人生が終わるのかは、誰にもわからないことです。
もし数日で、あなたの人生が終わるとしたら?
もし明日、大切な人と永遠の別れが来るとしたら?
そう考えたとき、目の前の出来事がとるに足りないことと感じるのであれば、積極的にスルーしていきましょう。
④好きなものに触れている時間を増やす
あなたの好きなものに触れている時間を、大切にしましょう。
どんなに忙しくても、5分だけでも好きな音楽を聞いたり、好きな人の動画を見たりする時間をとってみてください。
以前の私は、「趣味ってお金になるわけでもないし意味がない」と合理的に考えて、好きなことを全然自分に許可しなかった時期が長かったです。
その頃は、ストレスに心が押しつぶされそうになっていました。
今はなるべく毎日、好きな動画を観る時間を設けています。
人は楽しみがあると、苦手なこともがんばれるものです。
ただし動画を長時間ダラダラと観てしまうと罪悪感を覚えるので、20分だけとか時間を決めて楽しむようにしています。
自分の好きなものは、心の栄養です。
コーピングといって、心理学や心理療法でもストレスケアに有効な方法と言われています。
注意点:無理やりポジティブにしようとしない
ポジティブな捉え方ができればベストですが、状況によってはなかなか捉え方を変えられないこともあるでしょう。
そんな時は、ネガティブな思考や心の反応を、今より少しでもやわらげることを意識してみてください。
それだけでも、あなたの波動は望みを叶えることへ貢献します。
無理やりポジティブにしようと頑張って苦しくなってしまうと、むしろ波動をさげてしまいます。
ポジティブにしなきゃ、と過度に思うのは、ネガティブになっている今の自分への否定にもなりかねません。
気分よくできないからといって、人生がうまくいかないわけではないので、今よりもネガティブな感情がやわらぎ、心が「ニュートラル」になることを目指しましょう。
「良い気分」とは必ずしも、テンションの高い感じ、明るい感じだけが答えではないのです。
ネガティブな感情の扱い方については、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ:良い気分は習慣でつくられる
良い気分を保つための方法をお伝えしました。
【良い気分を保つための対策】
- 身体を整える
- なるべくポジティブ思考へ転換
- 望まないことをスルーする
- 好きなものに触れている時間を増やす
良い気分を保ちたいなら、まずは身体づくりからです。
身体が整ってこそ、心も整いやすくなります。
身体の健康も、ポジティブな思考への転換も、好きなものに触れる時間も、全て習慣にできるものです。
習慣として定着すれば、良い気分を保つことが日常になります。
ただし、無理やりポジティブにしようと頑張る必要はありません。
どうしても難しいテーマの場合もあるのと思うので、そのときは今より少しでもネガティブな感情がやわらぐ捉え方を模索してみましょう。
ご自分の心と上手に付き合っていく方法を身につければよいのです。
今回は以上です。
あなたの心が少しでも軽くなると幸いです。