理想の自分を演じることで、セルフイメージが変わり自分を変えることができます。
今回は、理想の自分を演じる方法を5つお伝えします。
高すぎる理想像や、自分のできていない部分を否定するとうまくいかないので、注意点もまとめました。
毎瞬毎瞬の思考や捉え方、行動、習慣の全てが、あなたを創ります。
日々コツコツと理想の自分を演じ続け、人生を変えていきましょう。
理想の自分を演じて自分を変えられる
理想の自分を演じることで、セルフイメージが変わり自分を変えることができます。
あなたという人間像は、日々考えていることや言動がベースになっています。
毎日の思考や行動、習慣を、理想の自分として演じ続けていれば、心も人生も変えていけるのです。
「理想の自分ならこう考えるだろう」「こういう反応をするだろう」という答えを見つけて、実際に行動に移すことで、理想の自分を創っていけます。
最初は演技でも、繰り返すことで習慣になり、当たり前になっていくでしょう。
理想の自分を創ることは、望みの現実を引き寄せるためにも必須の条件です。
理想の自分を演じる方法
理想の自分を演じる方法について、5つのポイントをお伝えします。
まず理想の人を設定する
演じる前にまずは、理想の自分像を決めます。
理想が明確でないと、願いは叶いにくいです。
憧れる人たちを参考に、自分のなりたい理想像を設定してみてください。
一人にしぼれない場合は、複数人でも構いません。
たとえば、○○さんのリーダーシップの部分と、▲▲さんの寛大さ、など。
他者の在り方を参考に、「自分が好きな自分像」を決めてみてください。
他人からの評価よりも、自分の納得を追いましょう。
なりきりで引き寄せの法則を加速させるのです。
思考や捉え方を変える
同じ出来事に対して、どう考えどう行動するのか、は人によって違います。
何かネガティブな気持ちになることが起きたときには、「理想の自分ならどう捉えるか?」と考え、とらえ直してみてください。
自動的にネガティブな感情や思考が湧いてしまうこと自体は、誰でもあることです。
しかし、そのあとにどう捉え直せるかによって、人生は別のものになります。
ネガティブな出来事こそ、理想の自分を演じるチャンスです。
自動思考を止める方法については、下記の記事で解説していますのであわせてご参考にどうぞ。
思考を修正し続ける
理想の自分だったら、どう考えるのか?
これを常に考えて、自分の思考を修正する癖をつけてみてください。
ネガティブ思考や、自分が好きではないなと感じる捉え方が頭をよぎったら、すかさず「本当はこう考えたい」という捉え方に頭の中で修正します。
たとえば、
「あの人の態度が不快で許せない!」
とよぎったら、すかさず
本当はどう捉えるのが理想の自分かを考えて
「こんなことで時間を取られるのは無駄だから、無視しよう」
とか
「相手には相手の、都合や事情があるわけだから、怒りにかまけて横柄な態度になってしまわないようにしよう」
と、思い直すわけです。
思考回路も癖のようなものなので、日々コツコツ捉え直していくことで、新たな思考回路がメインになっていきます。
長年の思考回路を変えるわけなので、ちょっと忍耐力の要ることですが、日々の積み重ねで理想の自分はつくられていきます。
自分の思考を点検するのを、日常にしていきましょう。
習慣を変える
日々の習慣が、理想の自分へと変える一番の近道です。
思考や捉え方も大事ですが、実際に行動に起こせていなければ現実の変化は乏しいからです。
早起きやエクササイズ、先延ばしにせずやるべきことをやる、など。
あなたにとって理想の自分としての行動習慣を、増やしていきましょう。
急にたくさんおこなうのではなく、少しずつ増やしていくほうが定着しやすいです。
わざわざたくさん時間をとらずに始められることが、もっともおすすめです。
たとえば、
- 通勤時間を読書タイムにする
- 歯磨きをしながら、ヒップアップ体操をする
など、今すでにおこなっているものにプラスすることから始めてみてください。
慣れてきたら、徐々に時間を増やすとよいでしょう。
「これをやらないなんて、私らしくないな」と思えるようになってきたら、だいぶ習慣になってきているはずです。
行動する自分を創る方法について解説した、下記の記事もご参考にどうぞ。
外見を整える
身なりを整えるのは、セルフイメージを変える効果があります。
身支度せず髪の毛もボサボサなときに誰かを会わないといけなくなったら、自信が持てないのではないでしょうか。
では、お気に入りの服を来て、身なりをバッチリ整えた状態ならどうでしょう?
自信の度合いが違いますよね。
無理して高級なものを身につける必要はありません。
今できる範囲で、その理想の自分がしているであろう身なりに整えてみてください。
服装や持ち物、清潔感。
こだわりたいポイントがあるなら、積極的に取り入れてみましょう。
注意点:完璧を目指さない
理想の自分を演じるうえでの注意点は、完璧を目指さないことです。
完璧を目指すと、できていないところに目が向いてしまったり、自分の嫌いなところを否定しがちです。
嫌いなところをゼロにしようとしなくて大丈夫です。
自分のネガティブな側面をゼロにしなくては、理想の人になれないわけではありません。
几帳面な人にだって、だらしない瞬間はあるはずです。
しっかりしている人だって、ときにはミスや忘れ物をすることもあるでしょう。
「理想の自分像」と違う部分を完全に無くそうとするのではなく、出来ているところ・理想の側面を増やしていく意識で取り組んでみてください。
注意点:聖人君子を目指さない
理想の自分を求めて努力をし始めると、「聖人君子」を目指そうとしてしまう方がいらっしゃいます。
立派な人格者を目指すのは素晴らしいことですが、そうなれない自分とのギャップを感じてしまうと、逆に苦しくなってしまいます。
私たちは人間である以上、誰でも大なり小なり醜い心の一面を持っているものです。
自分の汚い本音を、押し殺さないようにしてください。
醜い部分も全部含めて、大事な自分自身です。
否定するのではなく、自分のあらゆる面を受け入れたうえで、理想の在り方を演じていきましょう。
自分を一つ受け入れられたら、他人のことも一つ受け入れられるようになります。
それはあなたの器が広がり、人としての魅力が高まることを意味します。
理想の自分を演じ続けてセルフイメージを変えるためには、自分のネガティブな側面を否定しないことがポイントです。
まとめ:理想の自分を演じる方法
理想の自分を演じる方法についてお伝えしました。
内容をまとめます。
【理想の自分を演じる方法】
- まず理想の人を設定す
- 思考や捉え方を変える
- 思考を修正し続ける
- 習慣を変える
- 外見を整える
完璧や高すぎる理想を求めること自体は素晴らしいですが、理想像とのギャップに苦しまないようにしましょう。
そのためには、自分のネガティブな側面を否定せず受け入れてあげることです。
理想とは違う自分の一面を消そうとするのではなく、「できているところ」を大きくしていく意識で取り組んでみてください。
日々コツコツと、理想の自分を演じ続けていきましょう。
毎瞬毎瞬の思考や捉え方、行動、習慣の全てが、あなたを創ります。
あなたの人生が望むほうへ変わることを願っています。