感謝はあなたの波動も人間性も高め、引き寄せの法則を活用しやすいステージに連れていってくれます。
人生経験が増えていくほどに、自然と感謝がわきあがる瞬間も増えていくでしょう。
しかし意識的に感謝の念を感じることでも、あなたの波動は高まります。
この記事では、感謝を深める視点や考え方についてお伝えします。
波動をあげてもっと魅力的な人になり、良いことをたくさん引き寄せたい方は、ご参考にしてみてください。
感謝は引き寄せを加速する
感謝は波動が高いので、抱くほどにポジティブな対象と同調し、あなたの望みを叶えやすくなります。
感情には、恐れや不安といったネガティブなものから、喜びや感謝のようなポジティブなものまで、22段階に分類できるという考え方があります。
私たちは階段を上がるように、日々ネガティブな波動を消化させて、魂を綺麗にしています。
そして高い波動を放つほどポジティブな引き寄せも起こりやすくなり、シンクロニシティも増えていくでしょう。
意識的に、他者や万物へのありがたい気持ちを感じたり、感謝の念を抱くことでも、あなたの波動は高くなります。
他にも波動を高める方法について、下記の記事で詳しく解説しています。
人は感謝を感じると、自然と他者へ思いやりを持って接したり、慈悲の心が深まるものです。
優しさや人間愛によって波動をあげることは、アセンションにつながります。
意識レベルがあがるほど、ポジティブな引き寄せもたやすくなるのです。
感謝を深める考え方
より感謝を深める考え方について、ご紹介します。
あなたの意識を高め、寛大な心をもっともっと広げていきましょう。
人は他者に生かされている
私たちは、たくさんの人のお陰で生きていられます。
数百円で買える、肉や野菜、魚、飲み物など。
これら全てを、自分で用意するのは不可能です。
魚を釣って、豚や牛を育てて、畑から野菜をとってくるなんて、全部を自分ではできないですよね。
たとえあなたが一日中家にいて、誰とも接しない日であっても、電気やガス、水道、食事、衣類など、あなたが使用している裏ではそれを作り働いてくれている人がいます。
今あなたの部屋にあるものは、どれくらいの人が関わってくれてるでしょうか。
スマホ一つとっても、部品を作っている人、販売している人、改良し研究し続けてきた先人たちまで含めると、気が遠くなるほどの人数の人たちが関係していますね。
今日一日を過ごしただけで、いったい何人の人と関わっているでしょうか。
何人の人の労力のおかげで、成り立った今日でしょうか。
自分の命は、他者によって生かされているのです。
嫌な人はあなたの成長のためのエキストラ
嫌な人は、あなたの魂の成長に力をくれている存在だ、と考えてみてください。
成長すれば、あなたは今よりも理想の現実を手に入れられる可能性が上がります。
理想の仕事やパートナー、環境を手に入れられる、理想のあなたになるために、一役買ってくれているのです。
そう考えたら、嫌な人も感謝の対象と言えます。
とはいえ、無理やり相手自身に感謝をするのは、気持ち的に難しいときもあると思います。
その場合は、嫌な人をとおして成長の機会をくれた、なにか大きな存在に対し、感謝の念を持ってみてはいかがでしょうか。
神様でも、ハイヤーセルフでも宇宙でもかまいません。
また、過去のことで忘れられない嫌な人がいるのであれば、振り返ってみて「その嫌いな人がいたからこそ、得られたもの」を探してみましょう。
全ては、あなたの最も幸せに生きられる道へ繋がっていると考えてみてください。
嫌な人にも感謝できたとき、あなたの波動は急上昇するでしょう。
ちなみに下記の記事では、嫌いな人をスルーする方法について解説しています。
心を癒す術として、ご活用ください。
比べて考えてみる
幸せも不幸せも、相対的な感覚で決まる部分は大きいです。
なので比較を使って、考えてみるのがおすすめです。
たとえば、私は無愛想で苦手な人が職場にいたのですが、過去の別の職場での意地悪な上司と比べたら、全然マシだと思えるのです。
いまの時代でも、違う国では戦争で大事な人を失っている人がいます。
同じ日本でも、数十年前は戦争をしていて、いつ死んでもおかしくない状況の人だっていました。
そんな壮絶な環境を生き抜いた人がいると思えば、ただ今日を無事に過ごせるだけでも、感謝に値すると感じます。
すでに自分が持っているもの、与えられているものに、1つでも多く気づいて感謝を感じてみましょう。
捉え方を変える方法について解説した、下記の記事もご参考にしてみてください。
感謝とともに利他の行動を
他人や大いなる存在に感じた感謝を返すべく、できる範囲から、他者に与える意識で毎日を送ってみてください。
実際に行動に移せなかったとしても、「与える意識」を持った時点で、あなたの波動は高く変化しています。
ただし行動のエネルギーが最も強いので、感謝の気持ちを誰かに表したり、思いやりを持って接したりしましょう。
無理はせず、できる範囲で構わないのです。
時には心が狭くなってしまって、人に優しくする気持ちの余裕がない時もあるでしょう。
そんな日も自分を責める必要はありません。
なるべくできる限り感謝を意識し、感謝を表現することが大事である、ということを頭の片隅に置いておくだけでも、あなたのこの先の人生は違うものになるはずです。
無理やり感謝しなくていい
感謝はとても大事ですが、無理をする必要はありません。
心の中は不満や不快さで一杯なのに、「感謝しなきゃ」と無理やり思い込もうとするのは、むしろ逆効果の場合があります。
あまりにも満たされない気持ちが強いと、そちらのネガティブな感情エネルギーのほうが強くなってしまいます。
いくら表面的に繕ったとしても、潜在意識にある不満や不快さが強いと、そちらの波動のほうが優先されてしまうでしょう。
感謝の視点を見つけようとしている努力が無駄だとは言いません。
しかし「感謝」がまるで義務のようになってしんどい場合は、まずはあなたの心を癒すほうが先です。
ご自分の本音と向き合って、ネガティブな感情を消化しましょう。
ネガティブな感情と向き合って波動を変える方法については、下記の記事でお伝えしています。
できる範囲から感謝を感じ表現していこう
感謝を深める視点や考え方についてお伝えしました。
感謝はあなたの波動も人間性も高め、引き寄せの法則を活用しやすいステージに連れていってくれます。
ただし、無理やり頭だけで感謝しようとしても、心があまりにもネガティブでいっぱいだと、むしろしんどくなってしまうことがあると思います。
無理をする必要はありません。
まずは、あなたの心が少しでもともなう対象に対して、感謝の念をしっかりと感じたり、相手に表現したりしてみてください。
人生経験が増えていくほどに、自然と感謝がわきあがる瞬間も増えていくでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このご縁に感謝いたします。