長年心を変えられずお悩みの方へ、実体験をもとに効果のあった身体づくりの方法ついて、6回に渡りお伝えしています。
腸と脳はつながっていて、腸の状態は心身の健康に影響するので、腸内環境を整えることは引き寄せやすい身体への一歩です。
私は腸内環境の改善を意識して、まず1か月でメンタルが一段階安定しました。
消化力が低いと代謝が下がり、痩せにくい体質にもつながります。
食事制限や運動をしてもなかなか痩せられないとか、下痢や便秘といったお腹の不調を抱える繊細な方は、ぜひこの記事をご参考にしてみてください。
私が実際におこなっている、腸内環境を改善するおすすめの対策についてお伝えします。
整腸剤を飲む
私は子供の頃から便秘がちで、人よりも添加物や乳製品で腸内環境が乱れやすい自覚があるので、整腸剤で補っています。
実際に私が毎日飲んでいる商品、「強力わかもと」です。
発達障害カウンセラーの吉濱ツトムさんが、動画や書籍でご紹介してくださっていて知りました。
まず飲んだ2日後に、気持ちよいお通じがありました。
お腹の不調を抱える方へ、強くおすすめします。
食事の対策
小麦製品・乳製品を控える
個人差はありますが、腸を荒らす可能性のある乳製品や小麦製品は、基本的に控えたほうが無難です。
私は牛乳やヨーグルトを毎日食べると、吹き出物ができたり便秘になったりするので、自分には合っていないと判断しました。
小麦粉に関しては、一切やめてみたらだるさが軽減したので、極力避けています。
パスタやラーメンといった粉ものの炭水化物だけでなく、揚げ物にも小麦粉は使われているので注意が必要です。
どうしても好きなので、たまには唐揚げやミルクのアイスを食べますが、月に数回にとどめています。
小麦粉の主食がやめられない場合は、米粉で作られた商品がおすすめです。
おすすめの米粉のラーメンをご紹介します。
パスタは、トウモロコシ粉と米粉でつくられたこちらがおすすめ。
今まで食べたことのある米粉のみのパスタは、パサパサしていて苦手だったのですが、とうもろこし粉がブレンドされているこの商品は、小麦粉のパスタに近く食べやすくておいしいです。
よく噛む
よくいわれることですが、よく噛むことはとても大事です。
消化は口の中から始まっているからです。
私はプロテインも、20~30回噛んでから飲み込むようにしています。
食事は30~50回噛むのを目標にするといいでしょう。
私はそれだけでもお通じが改善されました。
自炊する
可能な範囲で、添加物の摂取量や回数を減らすことをおすすめします。
以前の私は、スーパーやコンビニのお惣菜、冷凍食品ばかり食べていました。
なるべく一日1~2食自炊するようになってから、お肌の調子が良くなりましたし、メンタルも安定していきました。
今まで料理をほとんどしてこなかった方であっても、自炊に高いハードルに感じなくて大丈夫です。
私も料理は苦手なほうです。
凝ったものを作る必要はありません。
例えば、トマトとモッツァレラチーズにえごま油と塩をかけるだけとか、野菜と肉をオリーブオイルと少量の市販のタレで炒めるとか。
市販のタレにも添加物は含まれますが、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜に比べたら、摂取量を軽減できます。
慢性疲労を抱えていると、ついスーパーのお惣菜などでラクに済ませたくなりますよね。
私は添加物を完全にゼロにしなくてもメンタルの安定を実感していますが、繊細な方は無理のない範囲で自炊の回数を増やすことをおすすめします。
SIBO(小腸内細菌増殖症)対策
小腸で菌が異常に増え、お腹がパンパンに張ってしまうSIBO(小腸内細菌増殖症)。
※シーボ、と読みます。
対策として、低FODMAP食がすすめられています。
FODMAP(フォドマップ)とは、菌が増殖する可能性の高い食材の頭文字をとった総称です。
ヨーグルトや納豆といった、一般的に腸に良いと言われている食材が、SIBOを起こしている人にとっては、むしろお腹が張って逆効果のケースがあります。
FODMAP食については、高FODMAP食と低FODMAP食の意味と一覧(TarzanWeb)がわかりやすかったです。
対策としてはまずは2週間、高FODMAP食をやめて低FODOMAP食だけにします。
けっこう食べられないものが多いので最初はしんどいかもしれないですが、一生食べられないわけではありません。
お腹の調子がよくなってきたら、高FODMAPの食材を1種類ずつ食べて、自分に合う食材なのかどうか確認していきます。
食後にお腹が張るとかガスが出すぎる食材は、合っていないと判断します。
どの食材が自分に合っていないのか判別しやすくするため、まずは2週間いっさいの高FODMAP食をやめてみるのですね。
私は低FODMAP食を2か月おこなってみたら、ガスが減りメンタルも1~2段階安定しました。
個人差はありますが、成人のおならの平均は1日に7~20回といわれています。
そんなに食べてなくても食後にお腹が張って苦しいとか、臭いガスがたくさん出る方は、SIBOを疑ってみてください。
自律訓練法
自律訓練法という、自己暗示を用いたリラックス方法があります。
心の中で「右腕が重たい」「左足が温かい」などの言葉を唱えなら、身体の部位ごと緩めていきます。
交感神経が優位になると腸の動きをにぶらせるので、腸内環境に影響します。
自律訓練法は自律神経のバランスを整える効果があるので、日常的にストレスを感じやすい繊細体質の方におすすめです。
気になる方はご自分でも調べてみてください。
「両腕両足が重たい」と、四肢を一度におこなってもOKです。
私はふだん、「両腕が重たい」「両足が温かい」と、腕と足をそれぞれセットでおこなうことが多いです。
【まとめ】腸内環境を整える対策
- 整腸剤を飲む
- 食事を変える
①小麦製品・乳製品を控える
②1口30~50回よく噛む
③添加物をなるべく避け、自炊する - SIBO対策
- 自律訓練法
以上です。
腸内環境を整えるためには、今まで食べていたものをガマンする必要が出てくると思います。
ただし時間をかけた分、心身が健康になって人生にも良い影響が出るはずです。
ストレスの溜まらない範囲で、地道に取り組むことをおすすめします。
一つでもご参考になれば嬉しいです。