人の言葉を気にしない方法と6つの考え方【ぐるぐる思考対策もあり】

望まないことをかわす

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

誰かに言われた言葉が、頭を離れないことはありませんか?

考えたくないのに、不快なことから意識を切り替えられないのはとても苦しいですよね。

この記事では、人の言葉を気にしないようになるための、方法や考え方をお伝えします。

受け流すための土台づくりと、実際に気になることを言われて、ぐるぐる思考にとらわれたときの対処方法についてもまとめました。

望まないことをスルーする力は、願望実現に必須です。

人の言葉に振り回されない自分をつくっていきましょう。

人の言葉に振り回されやすい原因

自己肯定感が低いと、人の言葉に振り回されやすくなってしまいます。

他人の言動を、自己評価に直結して考えがちです。

たとえば相手の少しきつめの言い方に「嫌われたかな?」とすぐ不安になったり、そっけない態度に「バカにされた」と過剰に反応しまったり。

人の言葉を気にしすぎると邪気も受けやすくなってしまい、体調や運気にも影響を及ぼす可能性があります。

自己肯定感や自尊心が健全に育てば、他人の言葉に揺らぎにくくなるでしょう。

また、望まないことをスルーするのは、創造主として望みの人生を創っていくうえで必須です。

自分に合った、人の言葉を気にしない技術を、1つでも多く身につければ、引き寄せの法則もスムーズに活用できるようになるでしょう。

人の言葉を気にしないためには捉え方を変える

あなたの捉え方が、あなたの人生に意味をつけています。

同じ出来事が起きても、人によって感じ方や考え方、次に移す行動も違いますね。

人の言葉を気にしないためには、まずはあなたの捉え方を変えること。

ここでは、実際に何か人に気になることを言われてしまったときに、捉え方を変える方法を2つご紹介します。

違う解釈を見つける

1つの事実に、無数の解釈があります。

もし今あなたが誰かに対して、怒りや不安を覚えていたとしても、それはこの世界に存在するうちのたった1つの捉え方によるものです。

次の2ステップで、自分の心と向き合ってみましょう。

①今の自分の考え方を書き出す
 何に対してどう感じ、どう考えたから、そのネガティブな感情が出ているのか。
 紙に書き出します。

②他の視点や捉え方を見つける。
 今よりもネガティブ感情が少しでも緩和されるような、他の捉え方を考えてみます。

たとえば、
あなたが同僚のそっけない態度に、バカにされている感じがして腹が立ったとしましょう。

そっけない態度=バカにされている、とは限らない
忙しいと余裕がなくなるのかもしれない
シャイか機嫌が悪くて、そういう態度になる人もいるだろう

といった具合で、他の捉え方を増やしていくのです。

捉え方を変える方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

すべての物事に、なるべく肯定的な側面を見つけられるようになると、人生はもっと楽になっていくでしょう。

ポジティブに考えるための視点を解説した下記の記事も、あわせてご参考にしてみてください。

アファメーション

次にご紹介するのは、誰かに「バカにされた」と感じて、怒りや悲しさを感じたときに私がおこなって効果を感じた方法です。

たとえば私の場合は、職場の人やお店の人のそっけない態度や、公共の場で見知らぬ人が自分勝手に割り込んできたときなどに、激しい怒りを覚えることが多かったです。

自分が大事にされなかった、ないがしろにされた、と感じてしまっていたからです。

そういうシチュエーションにでくわしたときに、

「こんなことで私の尊厳は脅かされない」

と、脳に言い聞かせるように伝えます。

これを何度も何度も、毎日おこないました。

コツコツ続けて繰り返すことで、脳が新たな捉え方の思考回路を学習し、自尊心を育てていけます。

同じようなシチュエーションにでくわしても、どんどん心が反応しにくくなっていきました。

よかったらあなたも、取り入れてみてください。

人の言葉を気にしないための考え方

人の言葉を気にしないための考え方を、6つご紹介しますします。

あなたに合うものを、取り入れてみてください。

あなたの存在すべてへの評価ではない

他人の否定的な言葉に、自分を全否定されたような気持ちになって、激しい怒りや落ち込みを覚えることはありませんか?

しかし誰かに否定されたとしても、それは今現在のあなたの意見や考え方に対するものであって、あなたという人間全体への評価ではありません。

相手の意見を、自分自身の否定だと捉えるのではなく、相手は何に対して抵抗があるのか、デメリットを感じているのか、など実利的な視点を考えてみるといいでしょう。

そして相手の意見を自分の人生に採用するかどうか、選ぶのはあなた自身です。

人にどう思われているか気になる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

それは相手の価値観なだけ

たとえあなたという人間自体を誰かに否定されたとしても、それは相手の目に移ったあなたの姿に対する評価であって、あなたの全てをわかったうえでの発言ではありません。

人はみんな、自分だけの価値観のフィルターでこの世界のすべてを見ています。

相手の価値観フィルターは、家庭環境や学生時代の出来事など、その人の人生経験上で創られたものです。

そこにあなたの良さが、当てはまらなかっただけ。

相手にあなたの良さを拾えるフィルターが存在しないか、あなたの要素がネガティブに移るフィルターを持っているだけです。

人間である以上、誰にも「あなたそのもの」は見えていないのです。

相手と一生の付き合いなわけではない

たとえば職場の不快な人、合わない人に対して、「一生の付き合いではないしな」と割りきって考えてみてください。

一生続く苦しみではない、と考えることで、少し心が軽くなるのであれば、ストレス対策にもよいですね。

ただし相手が身内や近所の人など、顔を合わさずにはいられない間柄の場合もあるでしょう。

それでも会う回数を減らす努力は、できる限りおすすめします。

自分が変われば、波長の合う人も変わります。

どんな人間関係も、まずは自分で選ぶという意識を持ってみてください。

他人に期待しない

人はみんな、育ってきた環境も経験も、大事にしている価値感や優先順位も、違って当然です。

なのであなたにとっての当たり前が、誰かにとってもそうとは限りません。

人は無意識に、自分の感覚や基準を他者にも当てはめて考えがちです。

たとえば苦手なタイプの相手の目を見れない人は、逆に他の人が自分の目を見てくれないと、相手は自分を苦手だと思っている、と感じやすいです。

しかし、人が自分と全く同じ感覚を持っていたり、思いどおりに動いてくれることのほうが、奇跡的だと思いませんか?

相手の態度に怒りや悲しみを覚えたときには、根底に相手への期待がなかったか、自分の心と向き合ってみましょう。

相手に対して優しさとか助けてくれること、自分を尊重してくれることを、無意識に期待していると、それが返ってこなかった時に傷ついて不快さを感じてしまうのです。

「こういうときは、こうしてくれるはず」
という思い込みに、まずは気づいてみましょう。

失敗は成功のもと

失敗が怖くて、行動できない繊細な方におすすめの考え方です。

何かにチャレンジしたくても、失敗したときに人に批判されたりけなされたりするのが怖くて、尻込みしてしまっていませんか?

NLPという心理学では、失敗は存在せず「フィードバック」があるだけ、という概念があります。

何か結果が出なくても、それは「失敗」ではなくて、「これは違うよ」「まだ何かが足りないよ」という結果を得ているのです。

次にうまくいくためのフィードバックを得たと考えれば、広い意味では失敗も成功体験です。

むしろ何も行動を起こさないことのほうが、「失敗」と言えるでしょう。

結果よりも自分の目的意識や価値観を大事にする

あなたが夢を叶えようと努力をしている道すがらでは、「無理だよ」という足を引っ張る言葉を他者から聞くこともあるでしょう。

そんな言葉を気にしないようになるためには、評価や成果を得ること以上に、あなたの目的意識や大事にしたい価値観に重きをおくといいでしょう。

何事にも反対意見は存在します。
誰にだって、賛同者がいればアンチもいます。

誰になんと言われようと、絶対に達成するんだという強い気持ちがある人は、他人の言葉に揺らぎにくくなります。

また、自分の人生の正解は自分で見つける、という姿勢も大事です。

人生で何を達成したいのか、どんな自分で在りたいのか。
あなたの目的意識と価値観を、明確にしてみましょう。

ぐるぐる思考にとらわれたときの対処方法

考え方を変えるのは重要ですが、努力をしてもなかなか思考を切り替えられないこともあるでしょう。

人の言葉を受け流すには、脳の機能も関係しています。

人に言われた言葉が気になってしまって、頭を離れないときの対処方法は、

ぐるぐる思考にとらわれている自分に気づいたら、別のことに注意(意識)を向ける。

これだけです。

家事や趣味、スマホやパソコン作業でもかまいません。
ぐるぐる思考に気づくたび、意識的にまったく別の作業に気をそらすことを続けると、思考の癖を緩和させていけます。

脳の前頭前野には注意制御機能といって、意識の向く先をコントロールしている機能があります。

この機能を使って、ぐるぐると繰り返す自動思考を、人の言葉を気にしない思考のほうへ、手動で切り替えるようなイメージです。

最初は意識を切り替えても、またネガティブ思考に戻りやすいかもしれませんが、コツコツ続けると変わります。

ただし身体の健康状態や脳の機能も関係していますので、自動思考を止める方法について解説した下記の記事で、その点含めもっと詳しくお伝えしています。

他にも、くよくよ考えてしまうときの対策記事も、参考になると思います。

人の言葉を気にしないための土台作り

誰かに何かを言われたときのその場の対応だけではなく、人の言葉をしない自分になるための根本的な土台づくりを、繊細な方へおすすめします。

私が実践して効果を感じたポイントを、3つご紹介します。

劣等感の克服

劣等感が強いと、人のネガティブな言動に過剰に反応しやすくなってしまいます。

健全な自尊心が、人に振り回されない強い心の土台になります。

劣等感を克服する方法について、下記の記事で解説していますので、ご参考にしてみてください。

「全否定じゃない」ワーク

他人のネガティブな言葉に、自分を否定されたような気持ちになって傷つきやすい方におすすめのワークです。

紙に下記の写真の例のように書いて、数十秒~数分眺めます。

左側には、あなたの心が傷ついたり怒りを覚えたりしたシーンを書きます。

これは発達障害カウンセラーの、吉濱ツトムさんがご著書でご紹介していた方法です。

私は日中に人と接して心が反応する出来事が起こった日は、なるべく夜家に帰って眺めるようにしていました。

同じようなことを人に言われても、前回よりも不快さがマシになっていき、徐々にネガティブな反応がやわらいでいく実感がありました。

よかったらあなたも、取り入れてみてください。

セロトニンの分泌

繊細な方に特におすすめしたいのは、セロトニンの分泌を促すことです。

セロトニンは「幸せホルモン」という別名があるように、心の安定に関わる神経伝達物質です。

とらわれない柔軟な心にも関係しているので、人の言葉を軽やかに受け流すためには、セロトニンがしっかり分泌されていることが重要です。

心は、身体の状態が土台になっています。
考え方の偏りをなかなか直せない時は、セロトニンの不足がおもな原因かもしれません。

また、セロトニンは望まないことをスルーする力だけではなく、ネガティブ思考や感情のコントロール全般に関わっています。

心を変える努力がなかなか実らない場合は、セロトニンの分泌を促すために、身体を変える努力をしてみてほしいと思います。

私が実践して効果を感じたセロトニン対策については、下記の記事でご紹介しています。

人の言葉に揺らがない自分になろう

人の言葉を気にしないための方法についてお伝えしました。
内容をまとめます。

人の言葉を気にしないために捉え方を変える

  • 違う解釈を見つける
  • アファメーション
    「こんなことで私の尊厳は脅かされない」

人の言葉を気にしないための考え方

  • あなたの存在すべてへの評価ではない
  • それは相手の価値観なだけ
  • 相手と一生の付き合いなわけではない
  • 他人に期待しない
  • 失敗は成功のもと
  • 結果よりも自分の目的意識や価値観を大事にする

人の言葉を気にしないための土台作り

  • 劣等感の克服
  • 「全否定じゃない」ワーク
  • セロトニンの分泌

人の言葉に振り回されないようになるためには、自分の人生の正解は自分で見つける、決める、という意識が大事です。

あなたにとって幸せな人生を創ればよいのです。
人の言葉を気にしない自分づくりをしていきましょう。

望まないことをスルーする力は、スムーズに願望を実現していくうえで必須の能力です。

繊細な方は、脳機能やセロトニンといった、身体へのアプローチも実践していてください。